旅の追憶diary

canon一眼レフカメラ撮影の記事と写真です。

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アフリカ大陸最南西端喜望峰を巡るケープタウンの旅 South Africa Travel diary

  2020(R2.1.161.21)アフリカ大陸の南部に位置する南アフリカ喜望峰を巡るケープタウンの旅、キャセイパシフィック航空関西空港から香港経由で、行ってきました。香港からは通常ヨハネスブルク行きで、ビクトリアの滝~チョベ国立公園~ケープタウンの旅行ツアーが定番ですが、11月から3月の期間限定で香港からケープタウン直行便が就航しています。

一日目・・・関西空港発18:00分 香港までの飛行時間約4時間30分

香港着21:35分

時差(日本/香港) -1時間

二日目・・・香港発00:10分 ケープタウンまでの飛行時間14時間35分

ケープタウン着08:45分 ケープタウン国際空港

時差(香港/ケープタウン) -6時間

アフリカ大陸の南端に位置する西ケープ州の古都、ケープタウンは、オランダ人ヤン・ファン・リーベックにより、1652年に開かれた南アフリカ発祥の地です。雄大テーブルマウンテン喜望峰といった観光名所を有し、近郊にはステレンボッシュやパールなど、南アフリカを代表するワイナリーが点在し有名です。ケープタウンでは、入国審査で入国カードの記載は必要なく、税関もそのまま素通りできます。まずは、到着後、南アフリカ通貨のランド(Rand)の両替をしなくてはいけません。すでに関西空港関空直営両替で済ませた人もいましたが、預けた荷物を受け取り、すぐそばにある両替所にいきました。ところが、ランドがないと断られ、次の両替所では、一人ひとりだと手数料が高くなるから、複数人でまとめてくれと暗に断られ、三か所目でようやく両替をすることができました。多少交換レートが悪くても日本国内でしたほうが後の行動がスムースに進みます。南アフリカで学習した教訓です。いつか南アフリカに行かれる方は注意してください。初日の観光は楽しみにしていたテーブルマウンテンをロープウェイで登り、山頂からケープタウンの街並みを撮ることでした。標高1,086m、砂岩と御影石の混じった岩盤からなり、象徴的な山です。頂上がテーブルのように平らなことからこの名前がつけられました。ところが、ここ数日強風が吹き荒れ、ロープウェイが運行を停止していましたが、今日も運行停止です。自然には人間は無力です。残念で仕方がありません。急遽、オーストリッチファーム(駝鳥)の観光に変更です。あまり気乗りがしなく、早々にバスに移動、次は世界自然遺産にもなっているカーステンボッシュ国立植物園です。528haもの広大な敷地に、南アフリカ固有種の樹木と植物を豊富に集めた植物園です。晴れていれば背後にテーブルマウンテンを望み、景色の美しいことでも知られ、「フレグランス・ガーデン」や国花「プロテア・ガーデン」があります。私が行った夏の1月のこの時期、花は少なく、見ごろは8~10月咲き乱れているとのことです。また、キャノピーウオークウエイは全長130mの空中歩行者通路で人気になっていました。植物園内のレストランで、昼食後、カラフルなかわいらしい家々が立ち並ぶ光景が見られる人気のエリアのボカーブ地区に移動しました。17世紀にオランダ人により奴隷として連れてこられた人々の子孫の多くがここで今も暮らしています。今日の観光は終了し、ホテル「ケープトニアン」にチェックインし、ここで3連泊です。南アフリカの電源プラグは特殊なB3Lタイプですが、Cタイプも使えると聞いていたので、コンセントを確認しました。確かに窓際のテーブルの下に、B3LタイプとCタイプのコンセントがあります。私はCタイプを差し込んでみましたが、口径は合いますが、横幅が若干合わず、すぐに落ちました。後で添乗員さんに聞くと、マルチタイプの変換プラグだと横幅も微調整が可能らしく使えたとのことです。

 

 

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三日目・・・南アフリカ観光のハイライトとして人気が高く、インド洋と大西洋が出会う岬と知られるケープ半島にあるケープポイント喜望峰が今日のメインです。ケープポイントの駐車場からケーブルカーで頂上に向かい、終点から階段を上ると旧燈台があります。ここから広がる海、そして喜望峰の眺望は絶景でした。旧燈台に近づくにつれ突風が吹き荒れ、今にも飛ばされそうな勢いでした。私はそばにある手すりを伝いながら、ようやく燈台にたどり着きましたが、長居はできないと思いすぐに降りました。幸い誰もケガもなく降りることができなによりです。下りは同じケーブルで降りても往復券ですから可能ですが、下の駐車場まで遊歩道があるため、この遊歩道で海を眺めながらがお勧めです。駐車場から喜望峰までの遊歩道はありますが、距離的に遠く、リスクもあるためバスで移動します。喜望峰あたりの岬付近は、強風が吹き荒れるため最初の発見者ディアスは「嵐の岬」と命名しました。その後、ポルトガル国王ジョアン2世がァスコ・ダ・ガマ東方航路(インド航路)発見を記念し、ポルトガルに希望をと願いを込めて「喜望峰(Cape of Good Hope)」と名付けました。本当のアフリカ大陸最南端は、喜望峰から南東150Kmにあるアグラス岬です。喜望峰には、Cape Of Good Hopeの看板があるくらいで、そこが撮影スポットになっています。私も喜望峰に来た証に添乗員さんに写真を撮ってもらいました。その後、1時間余り走り、サイモンズ・タウンでランチです。昼食後、サイモンズ・タウン近くに、小さなビーチに南アフリカだけに生息するケープペンギンを間近に見ることができるボルダーズ・ビーチに行きました。ビーチには体長約60cmほどで青く澄んだ海でたくさん戯れている姿は、大変愛くるしいのですが、ここも強風が吹き荒れ、砂ぼこりがひどく早々に退散しました。これから約2時間走り、19世紀ビクトリア調の雰囲気を再現した巨大ショッピングスポットで旧港を再開発して建てられ、400を超えるショップやレストラン、映画館、水族館、ホテルなどが集まるウオーターフロントに移動しましたが、とにかく大きくて巨大な施設でした。地下のスーパーでお土産を物色。ピノタージュ(赤ワイン)約80ランド、ルイボスティー(お茶)約20ランドを購入、アマルーラ(チョコ)は20ピース入りで約200ランドなのでキャンセルし、最終日にケープタウン国際空港でランドの残額があったので、10ピース約90ランドで購入しました。ウオーターフロントで夕食後、シグナル・ヒルからの夜景を見たかったものの、夜間は治安が悪いらしく、代りにテーブルマウンテンのケーブル乗り場近くにバス移動してくれて、そこから三脚を立て撮影しました。あいかわらず強風が吹いており、三脚を両手で支えながらの撮影でしたが、なんとか撮れました。今宵も ケープトニアン で泊です。

 

 

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四日目・・・19世紀のケープ地方はワインの輸出が盛んでしたが、害虫やボーア戦争の勃発に加え、重要な輸出先でもあるイギリスの保護関税の撤廃により苦境に立たされました。しかし、1918年KWV南アフリカワイン醸造業者協同組合連合)の創立により好転しました。現在南アフリカを代表するビノタージュはサンソ―とピノ・ノワールとの交配種で、この国独特の品種です。ステレンボッシュ、パール、フランシュフックの生産地には、ケープタウンから車で1時間あまりで行けるため、観光客の人気エリアになっています。今日はステレンボッシュのワイナリーに行きました。ワイナリーの見学と5種類のワイン・テイスティングをして、中にあるレストランで昼食です。もちろんアルコールを注文しましたが、ビール(500mm)約50~70ランド、ビール(300mm)約 30~50ランド、ワイン約40~60ランドがだいたいの相場のように思いました。その後また1時間あまりバス移動して、ケープタウンから日帰りできる距離にあり、サファリーツアーができる人気のアキラ私営動物保護区に行きました。サファリーで出会いたい代表的な動物Big5は、ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファローです。しかしアキラ私営動物保護区はあいにくの雨で、気温も14度と寒く、簡易的な袖のないカッパの支給はありましたが、袖は濡れてしまいました。天気はどう変わるか分かりませんから、日本からカッパを持参することをお勧めします。私は200mmのレンズしか持参しておらず、車で動物の近くまで行かないと大きくは撮れませんでしたが、600mmの望遠レンズ持参の強者もおり、いい写真が撮れていました。ヒョウに出会うことはできませんでしたが、他の動物はカメラに収めまることができ、とくにライオンはすぐそばまで車を止めてくれて、満足でした。おそらく直前にエサを与えたと思いますが(笑)。これでケープタウンの旅行も終わり明日は帰国日です。

五日目・・・ケープタウン発:11:15分 飛行時間13時間40分

香港着:06:55分

時差(ケープタウン/香港)+6時間

香港発:10:30分 飛行時間3時間35分

関西国際空港着:15:05分  

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南アフリカ基本情報】

正式名 :南アフリカ共和国

首都  :行政府:プレトリア(ツワネ) Pretoria(人口約74万人)
立法府ケープタウン Cape Town(人口約43万人)
司法府:ブルームフォンテン Bloemfontein(人口約25万人)

通貨  :南アフリカ・ランド(R

言語  :英語、アフリカーンス、ズールー語、コーサ語、ソト語

電圧  :220V

プラグ :B3Lタイプ

時差  :-7時間

 

 

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