旅の追憶diary

canon一眼レフカメラ撮影の記事と写真です。

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一目千本 奈良県吉野山の桜 Mt. Yoshino diary japan 

  近畿鉄道吉野駅に降り立つと、山と川の香りに包まれ、何か懐かしい空気が感じられます。吉野山と言えば、「目に千本見える豪華さ」という意味で 「一目千本」の桜の名所として有名です。もとは修験道の開祖・役行者が、桜の木に蔵王権現を刻んだことから桜の木が御神木となり、競って献木されたものと言われています。吉野駅を出ると、中千本までのバスとロープウエイの乗り場に長蛇の列ができていました。参道のお店には柿の葉寿司や葛菓子など、吉野町ならではのお店が多数並んでいます。吉野山はエリアごとに奥千本(おくせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、下千本(しもせんぼん)と呼ばれ、標高差により長い期間、桜を楽しむことができます。下千本は葉桜状態、奥千本はまだ開花状態で行くのも距離的に遠いので、中千本と上千本のエリアを徒歩で行きました。まずは中千本の吉水神社からの一目千本です。吉水神社は後醍醐天皇が吉野へ潜行した際に居所としたほか、源頼朝に追われた源義経が弁慶、静御前らとともに逃げ延びてきた場所としても有名です。桜の名所としても知られており、豊臣秀吉が数日間にわたって花見を楽しんだとも言われ、春には、吉野山全体を覆う200種、約3万本の桜が咲き乱れます。ここから上千本の花矢倉展望台までは、つづら折れの坂道を約2Km、1時間、 もくもくと歩くことになりました。なぜか狭いハイキングコースを観光客の車も通行しています。途中で歩き疲れて中断しようかと思いましたが、帰路の人たちからは、展望台まではもう少しだから、頑張れの言葉をかけられ、登りきりました。眼下に吉野山全景が眺められる花矢倉展望台は絶景でした。甘味処「子守茶屋」 がありますが、見学は無料です。 帰りはほとんど坂道で時間をかけゆっくりと、お店で桜餅や、ソフトクリームを食べて帰りました。春は桜、初夏の紫陽花、秋の紅葉・・・訪れる季節によって、それぞれの魅力が溢れる山歩きをご堪能ください。

 

 

 

 

 

 

 

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