旅の追憶diary

canon一眼レフカメラ撮影の記事と写真です。

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海の王者と戦争の歴史をたどる沖縄の旅  Okinawa diary japan

 沖縄に二泊三日の一人旅です。前回は北部中心の観光を楽しみましたが、今回は南部を中心にホエールウォッチングとおきなわワールド内玉泉洞の鍾乳洞、そしてひめゆりの塔、沖縄平和記念公園で合掌してきました。もちろん首里城の復興状況もみましたが、2026年秋には完成とのことです。その時期に3度目の沖縄旅行を思案中です。(2024.2.20~2.22)
一日目・・・伊丹空港発:08:35(JAL2081)
       那覇空港着:10:50

那覇空港からモノレールに乗り、旭橋で下車。まずはホテルに荷物を預け、三重城港(みえぐすく)から「SEA World」のホエールウォッチングが始まります。沖縄近海で観察されるクジラはザトウクジラです。ボートには36人の乗客と5人のスタッフが同乗し、クジラが息継ぎをする際の潮吹き、通称「ブロー」を追い求めながら、青い海上を約1時間程度進み、風と波の中で待ちに待った瞬間が訪れました。発見されたクジラの姿には圧倒されました。巨大な存在が海と空を一体化させ、優雅な動きが自然の神秘に触れた感覚に包まれました。ボート上ではそのたび歓声が上がり、クジラの力強いしっぽの振り返りはまさに一生の思い出となりました。ただし、沖縄ホエールウォッチング協会のアナウンスによれば、過度な刺激を与えないように、クジラに100m以内での追跡は禁止されています。クジラがボートに近づいてくるのは許可されていますが、これは稀なケースです。したがって、カメラで収めるには望遠レンズが必要です。
          【ルートイン グランティア 那覇

 

 

 

 

二日目・・・那覇定期観光バスで訪れたのは、おきなわワールド内にある玉泉洞の鍾乳洞でした。岩の造形の迫力と幻想的な鍾乳石に圧倒されました。中は夏は涼しく、冬は暖かく、とても快適でした。全長は5000mにもおよびますが、観光用のエリアは890mとのことでした。私は写真を撮りながら進んでいき、約1時間の行程でした。ワールド内にはショー会場もあり、12:30からは沖縄伝統芸能の「エイサーショー」が開催されます。ただし、残念ながら写真や動画はNGでしたので、その瞬間を記録することはできませんでした。レストランでの昼食の後、ひめゆりの塔に向かいました。ひめゆりの塔は、ひめゆり学徒隊の最後の拠点である伊原第三外科壕の上に建てられた慰霊碑です。この壕は沖縄陸軍病院第三外科で働いていた職員やひめゆり学徒隊が南部撤退後に避難した場所で、1945年6月19日の朝、米軍の攻撃により多くの生徒や教師が亡くなりました。ここは沖縄戦の犠牲者を追悼し、平和への祈りを捧げる場で、多くの人々が訪れています。歴史への敬意を示しつつ、平和への思いに手を合わせる厳かな瞬間でした。次に、沖縄平和記念公園は、糸満市摩文仁の丘陵に位置しており、沖縄県、日本全国の都道府県ごと、外国人の戦没者名が刻まれた「平和の礎」と、戦没者の鎮魂と永遠の平和を祈る「平和祈念像」がありました。公園内に広がる海を臨む静寂は、命の尊さと再生の象徴となっています。今回の旅では、自然、歴史、そして平和のテーマが交錯し、玉泉洞の幻想的な鍾乳洞、ひめゆりの塔の厳かな雰囲気、そして平和記念公園の静寂な庭園から得た感動は、改めて平和の重要性を強く認識させられるものでした。
             【ルートイン グランティア 那覇

 

 

 

 

 

 

三日目・・・那覇空港発:12:00(JAL2084)
               伊丹空港着:13:50

参考:井伊文子の歌碑がある。「ひめゆりいしぶみ深くぬかづけば たいらぎをこいのむ おとめらの声す」。

参考:『いはまくら碑』
「いはまくら かたくもあらん やすらかに ねむれぞといのる まなびのともは」

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