宍道湖の夕景に癒された松江・出雲の旅 Matsue-Izumo Diary
一日目
大阪梅田発:07:40 (一畑高速バス102便 )
JR松江駅着:12:17
島根県の県庁所在地・松江市は、人口約20万人弱の落ち着いた城下町です。人口は微減傾向にあるものの、町全体にゆったりとした時間が流れていました。高速バスでJR松江駅に到着し、駅前から道路を挟んで向かい側にある「松江エクセルホテル東急」へ歩いて5分ほど。荷物を預け、いよいよ松江観光の中心・松江城へ向かいました。松江城(別名:千鳥城)は17世紀初頭、堀尾吉晴によって築かれた名城です。その後は松平氏が10代・233年にわたり出雲国を治め、城下町の基盤をつくりました。全国に12しかない現存天守のひとつで、慶長16年(1611年)完成の優美な天守は、彦根城・姫路城と並ぶ名城として2015年に国宝に指定されています。大手前から入城すると、ちょうど松江菊花展が開かれており、彩り豊かな菊が迎えてくれました。天守への入場料は800円。左側通行で階段を登っていき、天守内から眺めを楽しみました。観光の後半は、NHKの朝ドラ「ばけばけ」で小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻セツが取り上げられていることもあり、小泉八雲記念館や塩見縄手の武家屋敷へ。静かな武家屋敷通りは情緒があり、松江らしさを感じられる場所でした。最後に向かったのは、島根県内で最も高い建物・山陰合同銀行本店ビル(高さ75m)。最上階の14階は展望フロアとして開放されており、松江の町並みと宍道湖を一望できます。
【松江エクセルホテル東急】








二日目
JR出雲市着:9:50
正門前着:10:52
出雲大社バスターミナル着:10:56
今日は、縁結びの神様・福の神様として古くから信仰を集める出雲大社を訪れました。旧暦10月は全国の神々が出雲に集まる「神在月」とされ、神様同士が会合をすることから、特に縁結びの聖地として知られています。路線バスは正門前にも停車しますが、私は「稲佐の浜」に向かうため、あえて出雲大社バスターミナルまで乗車しました。稲佐の浜で採取した砂を出雲大社の素鵞社(そがのやしろ)に納め、代わりに清められた砂をいただく「お砂取り」は、災厄除けや家内安全、土地のお清めなどのご利益があるとされています。正門の勢溜(二の鳥居)をくぐると、参道の両側には松並木が続いています。現在は松の参道の中央は歩行禁止ですが、足を踏み入れた瞬間、空気がひんやりと澄んだように感じました。しばらく進むと、右手には両手を広げた大国主大神の「ムスビの御神像」が現れます。手水舎で手と口を清め、戦後最大の木造神社建築といわれる高さ12.9メートルの「拝殿」へ。大社造と切妻造を合わせた独特の様式の前で、二礼四拍手一礼の作法で参拝しました。そのまま拝殿裏の素鵞社へ向かい、持参した砂を納め、清められた砂を瓶にいただきましたが、どことなく元の稲佐の浜の砂によく似ているようにも感じられました。続いて、テレビなどでもよく紹介される、日本最大級の大注連縄(長さ13.6m、重さ5.2t)が掛かる「神楽殿」でも参拝しました。
JR出雲市駅発:14:59
JR松江駅着:15:37
旅の後半は松江へ移動。松江駅前から県道沿いを西へ20分ほど歩くと、宍道湖畔の白潟公園に着きます。湖岸には島根県立美術館へ続く遊歩道があり、今日の日没が17時過ぎということで、天気が良いのを幸いにサンセットを撮るため散策しました。日が沈む直前、宍道湖に映る夕景は息をのむほど美しく、旅の締めくくりにふさわしい時間となりました。
【松江エクセルホテル東急】













三日目
旅行最終日は午後の高速バスで帰阪する予定だったため、午前中の自由時間を使って、前日に宍道湖のサンセットを眺めた遊歩道の先にある島根県立美術館を訪れました。館内には5つの展示室と展望テラスがあり、観覧料は300円です。第1展示室では西洋絵画のほか、小泉八雲とセツの三男として生まれた小泉清の作品が特集されていました。第2展示室には葛飾北斎の絵画40点が並び、迫力ある筆致を間近に楽しめます。第3展示室ではさまざまな焼き物の展示が続き、第4展示室では19世紀フランスの写真が紹介されています。そして第5展示室では、彫刻家・澄川喜一氏のアート展が開催されていました。
JR松江駅発:14:05 (一畑高速バス6便 )
大阪梅田着:18:42













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