北陸の隠れた楽園富山の旅 toyama diary japan

二泊三日の行程で富山県に行きました。最初は立山・黒部アルペンルートで黒部ダムまで行こうかと思案していましたが、交通費だけで富山市内から黒部ダムを往復すると約２万円かかります。と言うことで断念して、富山市内と県西部エリアの高岡市から氷見線に乗り換え、立山連峰を見るために、雨晴（あまはらし）海岸に行くことにしました。他にも県南西部には世界遺産の五箇山合掌集落があります。そして県東部エリアには宇奈月温泉もあります。富山県は隠れた北陸の楽園です。(2023.10.30～11.1)

一日目・・・JR大阪発０９：４２　サンダーバード１３号

金沢着：１２：２０

金沢発：１２：３１　新幹線つるぎ７１０号

富山着：１２：５４

　駅構内の「とやマルシェのれん横丁 」でラーメン昼食を済ませ、富山市の中心部を運行する路面電車の市電、３系統の環状線に乗り宿泊先のホテルに向かいました。国際会議場前で下車、「ANAクラウンプラザ富山」に荷物を預け、徒歩で富山市役所にある展望台に行きました。しかし生憎、展望台からの立山連峰は雲に覆われ視界不良でした。明日また訪れることにして、富岩運河環水公園へ向かいました。富岩運河環水公園（ふがんうんがかんすいこうえん）は富山市にある都市公園で、 公園内には、運河を渡る天門橋や展望塔があり、公園全体を一望できます。またStarbucks Coffeeの店舗もあり家族連れやカップルで賑わっていました。そして日没後ライトアップもされます。そのライトアップ前にすぐ近くにある「富山県美術館」に寄ってみました。美術館では、ピカソ、シャガールら20世紀初頭に活躍した巨匠たちの作品からはじまり、シュルレアリズムや抽象美術など多彩な世界の近代・現代アートが展示されていました。コレクション展観覧券は３００円です。再び 富岩運河環水公園に戻りライトアップを鑑賞し、富山駅構内の「とやマルシェのれん横丁 」で海鮮丼を食し、ホテルに帰り、今日の観光は終了しました。　　　　　　　【歩数　１９，８００歩】

【ANAクラウンプラザ富山】

二日目・・・「ANAクラウンプラザ富山」の朝食は、和食、洋食、バイキングの３種類から選択できます。とりあえず私は和食（ホタルイカの沖漬け、イカの黒作り、豆腐、焼き魚（2種）、だし巻き玉子、かまぼこ、温野菜、牛すじ大根の煮込み、ご飯、味噌汁、漬物、温泉卵、焼きのり、フルーツ）をチョイスしました。とても美味しく至福の時間でした。今日の予定は、午前中、富山城跡公園を散策、富山市役所展望台、岩瀬浜を巡り、午後からこの旅のメインである雨晴（あまはらし）海岸に立山連峰を見に行く行程となります。ホテルの目の前が富山城跡公園です。富山前田家約２３０年間の居城跡で、現在は公園として整備されており、公園内には博物館があって見学が可能です。ここから徒歩７分約５００ｍで昨日の富山市役所の展望台に行けます。今日は昨日と違い晴れ渡っており、遠くの山並みを撮影することができました。富山駅から続いて３系統又は６系統に乗り、岩瀬浜に行きました。岩瀬は、江戸から明治にかけて、北前船の寄港地として栄えました。現在でも歴史的に価値ある家屋が多く残っており、平成３０年に日本遺産に認定されました。その街並みのすぐ近くにある富山港展望台にも立ち寄り、立山連峰を見て、富山駅に戻り、昼食をすませ、１３時１４分発「あいの風とやま鉄道」に乗り高岡経由「雨晴」に向かいました。１４時０７分着。約１時間の乗車時間です。富山湾越しに立山連峰が美しく見える景勝地となっています。晩秋から冬の早朝には霧が湯気のように見える自然現象の「気嵐」が見られることもあるようです。駅を降りて右方向に進むと雨晴海岸から立山連峰を望む大きい写真の看板がありました。海岸に出るとそこは、サイクリングロードになっており、トキメキながら撮影スポットに歩を進めますが、残念ながら立山連峰は天気晴朗なれど雲深しで見えません。期待していただけに気持ちが折れましたが仕方がありません。帰路大きな船の形をした道の駅がありました。１６時１４分発で富山に帰りました。夕食は黒部の名店「八角」の2号店がマリエとやま1階フードホールにOPENしていたので、トンテキ定食（１５００円）を食べました。とても美味しかったです。今日の観光は終了しホテルに戻りました。【歩数　２０，０００歩】